家の中の家電があらかた揃ったかと思えば、電子レンジや冷蔵庫の調子が芳しくありません。近く買い替えかなぁ。
そんな中(どんな中だ)ご紹介するのは、
ソニーのブルートゥースイヤホン、「MDR-EX31BN」です。
ブルートゥース接続のイヤホンです。これまで無線接続のイヤホンは聞くに堪えない音の物がほとんどで、通話用で、まぁ一応音楽再生しても音出ますよ、といった感じだったのですが、やっと実用的な無線接続のイヤホンが登場したのがこのソニーのMDR-EX31BNです。2013年10月発売ですが、その人気は未だおとろえず、2016年8月現在でも価格.comの「ヘッドセット」カテゴリで第2位になっています。
このイヤホン、ブルートゥース接続なので、スマホやプレーヤーはポケットの中でOK、レシーバーを胸ポケットにつけておきます。
レシーバーでは曲送り、曲戻し、音量の大小、再生、一時停止が操作できます。このレシーバーにノイズキャンセリングコントロールが付いていて、周囲の騒音を解析して最適なノイズキャンセリングモードを選択してくれます。慣れればブラインドタッチも可能です。日本は色んな騒音にまみれているので、ノイズキャンセリングをオンにした時の静寂にちょっとびっくりします。
電車の中ではさすがにガタンゴトンの音は消えませんが、余計なノイズが消えるので、音楽に没入する事ができます。少し前に仕事で飛行機に乗ることがあったのですが、飛行機の中で使うと、それはもう快適です。あちこちから聞こえる「ゴー、コー」というノイズがかなりキャンセルされます。
車のエンジン音もかなり静かになってしまうので、歩行中の使用は控えた方が良いです。このノイズキャンセリングの特性からして、ハイブリッドカーのモーター音はしっかりキャンセリングしてくれそうなので、そこは注意が必要です。
高速バスや、ドライブに出かけて運転手を交代して、少し仮眠、なんて時も、ノイズキャンセリングが効果を発揮します。移動中の車の中でもノイズキャンセリングの効果にびっくりできます。
不思議なことに、セミやコオロギ、鳥の声などはキャンセリングされません、ノイズではないんですね。先日謎が解明された素数ゼミの鳴き声をキャンセルしようとしたアメリカの方がクレーム入れそうですが、日本人にとって、虫や鳥などの自然の音は、ノイズではない、ということでしょうか。こんど海や川に入ったらの波やせせらぎの音をキャンセルするかどうか聞いてみたいと思います。
クリップの挟む力が弱い、とのクチコミが多いようですが、私は走ったりしないので、必要十分だと思います。
むしろ挟む力が強いとケーブルがバッグや何かに引っかかったとき、クリップが外れずにイヤホンが引っ張られ、耳を痛めます。私は以前、このパターンで非常に痛い思いをしましたが、MDR-EX31BNならクリップが外れてくれて、レシーバーがぶらーんとするだけなので、衝撃を逃がせます。そもそもワイヤレスなので、引っかける心配が少ないです。
実はワイヤレスイヤホンにしよう、と思ったのも引っかけて痛い思いをして、愛用のイヤホンを断線させてしまったからなのです。
バッテリーの持ちもまずまず、一日2時間、通勤等に使う程度なら、3日は持ちます。
バッテリーの持ちでいうと、最新のブルートゥース規格Ver.4.0が有利なようですが、本製品はVer.3.0です。 その内ブルートゥース規格Ver.4.0に対応して、マイナーチェンジするかも知れませんね。その際はスマホ、プレーヤーもVer.4.0に対応しているか、しっかりチェックするのを忘れずに。個人的にはこれで十分合格点だと思います。ただし、バッテリーが切れると付属のイヤホンをレシーバーから引っこ抜いてスマホに差すハメになります。
付属のイヤホンはまさかの5極プラグなので、直でスマホのイヤホンジャックにブスッと差すと、変な音になります。奥まで差さないで1mmくらい余らせてうまーく差せばステレオで聞くことができます。ただし、付属のイヤホンは約40cmと短く、胸ポケット必須です。
私はこのイヤホンで、ジャズやクラシックを聴いていますが、実はこのイヤホンの得意分野はロック、ポップスです。
いわゆるドンシャリ系の音源の方が得意です。私のライブラリでいうと、フュージョン、特にロックっぽいアレンジ、録音のブレッカー・ブラザーズ「へヴィメタル・ビバップ」やマイク・マイニエリの「ホワイト・エレファント」などを聴くと、待ってましたとばかりにこのイヤホンが鳴ります。やはりソニーはこっち系に強いですね。
一方ジャズを聴くのにどうか、と聞かれると、あまりおススメはしません、ジャズを聴くならAKGの「K315」やベイヤーダイナミックの「DTX60」 あたりがお手頃だと思います。私は古いモデルを使用していました。現行機種でもきっといい音を出してくれると思います。無責任発言ですいません。
ジャズだけ聴いている分には、AKGの雑味、空気感が絶妙で大好きなのですが、クラシックを聴こうと思うと、ベイヤーダイナミックの描画力が欲しくなります。旧商品のレビューは需要が無さそうなので、新しいモデルを購入したら書きたいと思います。
オーディオもそうですが、こだわりだすとホントにイヤホンはキリが無いですね。
でもAKGもベイヤーもちゃーんとケーブルが繋がってますので、ワイヤレスで身軽に手軽に音楽を楽しみたい、という方には 「MDR-EX31BN」、おススメです。
上の画像をクリックするとamazonのHPに飛べます、他の方のレビューも是非見てみて下さい、高評価がズラリと並んでいます。
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